巨人・白石オーナーがナインに厳命“スキャンダル許さん!”

2014年12月04日 16時00分

コンプライアンス強化に巨人ナインは戦々恐々?

 巨人が“スキャンダル撲滅”に本気モードだ。今季はリーグ3連覇を果たしたものの、グラウンド外では紳士の球団らしからぬ“醜聞”も目に付いた。そこで球団は内部体制を見直し、コンプライアンス強化に着手。早速、今オフの“プロテクト人事”にも影響が及ぶ可能性があるという――。

 

 桃井会長の“苦言”は口だけではなかった。先月28日に静岡・熱海で行われた球団納会で、同会長は「グラウンドの外では歴史ある巨人軍のメンバーとして、ふさわしくないタガの緩みというものが見受けられた」と発言。ナインを凍りつかせたが、今後はコンプライアンス上、問題のある行動をした選手、関係者に対して、これまで以上に厳しく対処していく方針を打ち出しているという。

 

 今回の“桃井発言”について球団関係者は「オーナーの意向も反映されている」と話す。桃井会長は規律に厳しい人物だが、白石オーナーはそれ以上に厳格、冷徹といわれる。就任1年目のあいさつではチームに向け「よき野球人であると同時に、よき社会人として、自らを律する気持ちを持ち合わせていただきたい」と語ったこともある。前出の関係者は「(親会社の)読売上層部も最近のスキャンダル噴出には神経をとがらせている。球団の法務部門を強化して、選手の私生活にも目を光らせるつもりだ」と明かした。

 

 女性問題や酒の席でのトラブルなどが発覚すれば、親会社や球団のイメージにも響く。球団は選手への教育指導、遠征先での門限強化などを検討している上、“問題あり”とされる行動を取った選手には、今まで以上に厳しい態度で臨むという。

 

 そうした方針は早速、今オフの人事に反映される可能性がある。ヤクルトからFAで獲得が決まっている相川の人的補償が誰になるのか注目されているが、前出の関係者は「プロテクトリストを作る上でも“素行面”が重要視されることになるだろう。能力が高くてもリストから外されるケースも出てくる」というから、思い当たる節のあるナインの心中は穏やかではない。

 

“ノーモア・スキャンダル”。今回ばかりは巨人も本気だ。