前メッツ・松坂大輔投手(34)がソフトバンク入りに傾いた背景には“家族や親戚と過ごす時間の長さ”があったようだ。

 今回の復帰でボストンの自宅を離れ、福岡で単身赴任生活を送る予定だが、実は約6か月間のシーズン中に夫人と3人の子供と過ごせる期間はおよそ2か月あるという。これは米国の小学校などに通う子供たちの夏休みが6月から9月までの約3か月間もあるため、その夏休み期間の約2か月は家族が帰国し、本拠地の福岡、遠征先の東京の住まいでともに生活するのだという。

 関係者によれば「福岡には夫人の実家があり、東京には松坂側の両親が住んでいる。家族が帰国している間は子供たちも両方の実家に顔を出すことができるし、福岡に住むということは松坂家にとってメリットは大きいんです」とのこと。家族思いの松坂にとっては、ボストンの自宅を遠く離れても夏休み期間だけはホームシックにならない状況にあるようだ。