中日ナインが大島、平田に徹底抗戦期待

2014年11月28日 16時00分

 

 中日ナインの間から、契約保留中の大島洋平(29)、平田良介(26)両外野手に「落合GMに負けるな!」との大エールが飛び出している。

 

 22日の交渉で大島は1775万円アップの年俸7400万円、平田は1200万円アップの4700万円の提示を拒否。球団側は金額を見直すつもりはなく、両選手ともに年俸調停も辞さない構えだが、ナインも「歩み寄りが見込めない以上、2人には調停まで持ち込んで白黒つけてほしい」と後押し。「保留した2人にそれぞれ希望額はあるだろうけど、調停をやって球団提示額から1円でも上がれば、GMに勝ったことになるからね」とある選手。別の選手は「俺たちでもGMに勝てるんだ、という自信を持って来季に臨みたい」とまで言うのだ。

 

 これは交渉の席での落合GMの鋭い眼光に威圧され、完全に納得できないままサインしてしまった選手が少なくないからでもあり「(大島と平田の)2人が保留すると分かっていたら自分もしたのに…」「交渉最終日だった2人の順番がみんなより早い日に設定されていたら、保留者連発の流れができたかもしれなかった」との声も。ドミニカ共和国へ武者修行に行っている又吉を除く他の選手はすでにサインをしてしまっており「僕らの来年以降のためにも、大島と平田には落合GMらフロント陣と、とことん闘って希望額になるまで絶対に折れてほしくない」というわけだ。

 

 年俸調停となれば、中日では1991年2月以来。皮肉にも今回は査定側に立つ落合GMが、日本人選手として初めて2億2000万円の球団提示額を不服として、2億7000万円を本人希望額としてコミッショナーへ調停申請。結果、調停委員会は球団提示額を支持し、選手・落合は“敗訴”したが「今回は調停に持ち込んでも勝てるはず。特に大島は絶対に球団提示額からの上乗せを勝ち取れる」とナインは猛プッシュ。大島、平田の年俸闘争はナインVS落合GMの構図にもなってきた。