日本ハム・大谷翔平投手(20)が27日、ファンを元気づけた魂あふれるプレーをした選手に贈られる「ジョージア魂賞」の年間大賞に選ばれ都内ホテルで表彰された。

 4月20日の楽天戦(コボスタ宮城)、1点リードの6回二死一、二塁のピンチで4番・ジョーンズを速球勝負でねじ伏せた場面で大賞を受賞した大谷は「すごく気持ちも入っていましたし(雄たけびは)自然と出てしまった。来年はもっともっと印象に残るプレーをしたい」と抱負を語った。

 また表彰式後に行われたトークセッションでは球界最年長の中日・山本昌投手(49)から「もし、将来メジャーに行った時に二刀流は続けたいか? 一つに絞るとしたらどちらを選ぶのか?」とズバッと質問を受けた。これに対し大谷は「今はすごく楽しくやらせてもらっているので評価していただけるならやってみたい」と意欲を示しながら、二択の質問には「最初に向こう(メジャー)から評価してもらった時はピッチャーだったので、そちらで」と返していた。