ソフト大隣止まらない先発7連勝

2012年08月25日 12時00分

 もう足踏みはしない! ソフトバンクが24日のロッテ戦(QVCマリンフィールド)に10—1と大勝。大型連勝がストップした前夜の嫌なムードを吹き飛ばした。先発・大隣は1失点完投でハーラートップタイの12勝目。ロッテのエース・成瀬に投げ勝つ堂々の投球を見せた左腕は、防御率、勝率、勝ち星の3部門でリーグのトップに立っている。

 大隣は、これで先発7連勝。9回二死から失点し、今季4度目の完封は逃したが、危なげない投球でロッテのエース・成瀬との投げ合いを制した。成瀬は、同僚の摂津とともに最多勝争いをしている相手。首脳陣の期待に応えるのはもちろん「(摂津と)チーム内で最多勝争いができるようにしたいですからね」と気合十分で臨んだ登板だった。

 パ・リーグの防御率1位をキープしている今季は「怖いくらい(自分に対して)ニコニコしてもらってるんですよね。(結果が)うまくいっているからと、いいようにとらえてます。このままいい投球を続けて、安心して送り出せるようにしたいですね」と笑顔を浮かべる。

 打線は6回に相手のミスにつけこんで成瀬を攻略した。先頭の高谷が左中間二塁打で出塁すると、続く本多の打席で二塁ベースから飛び出してしまったが、相手捕手・里崎の判断ミスに助けられて三塁へ進塁(記録は盗塁)。ここで本多が「自分で決めようという気持ちは大事ですけど、この打席では、つないでいこうという意識でした」という中前適時打で先制した。

 さらに一死二塁から、一塁手・ホワイトセルの適時失策で2点目を挙げると、小久保が中前適時打で続き、多村が左中間スタンドに突き刺すトドメの3号2ラン。畳み掛けるような攻撃で成瀬から一挙5点を奪った。こうなれば試合は決まったようなもの。ロッテ救援陣からも確実に得点を重ねて、終わってみれば圧勝となった。

 前日23日の試合は、チームメートの逮捕という非常事態の影響もあってか、痛恨の黒星を喫して連勝が7でストップしていた。そんな中での仕切り直しの大事な一戦。チームにとっても大きな白星となった。