「金子右ヒジ手術」オリ残留へさらに追い風

2014年11月26日 10時59分

右ヒジの状態について報道陣に話す金子

 オリックスから国内FA宣言した金子千尋投手(31)が25日、近日中に右ヒジの遊離軟骨を除去する手術を受ける方針であることを明かした。

 大阪市内のホテルで球団イベントの「応援感謝の会」に参加した金子は閉会後、「小さめの遊離軟骨が見つかった。複雑なところではなくて、早く手術をした場合、早期復帰が可能だという判断になりました」と明かした。

 23日に違和感を覚え、25日に神戸市内の病院を受診。28日に大阪か神戸の別の病院で診断を受け、早ければ今月中にも手術を行う予定という。金子は2011年にも同じ手術を受けており「早い時期に見つかって手術してリハビリをすることによって、来年もっといい状態で投げられる可能性もあるし、いい状態の自分を見せられると思っている」と話した。

 ポスティング断念に続いてのまさかの事態。長引けば来季の開幕も危うい状況になりかねないが、オリックスの瀬戸山球団本部長は「うちの所属選手である彼を全力でバックアップしていく。彼への評価、期待は変わることなく交渉していく」とこれまで通りに残留を訴えていく姿勢だ。

 それどころか、流れが大きく残留に傾くとみている。チーム関係者は「手術をすることによって獲得条件を考え直したり、交渉から手を引く球団もあると思う。そうなったらオリックスには有利に働く」とみており、瀬戸山本部長も「うちのエースという評価は変わらないから、プラスとなる可能性もある」と話す。また、別の関係者は「11年に(同じ)手術をした時に金子がどんな気持ちだったか、どんな助けを必要としていたかということはうちしか知らないこと。サポートでは他球団に負けるはずはない」と自信を見せた。エースを襲ったアクシデントが残留への“追い風”になるか。