中日の新人・祖父江大輔投手(27)が21日、名古屋市内で契約更改交渉に臨み、1800万円アップの年俸3000万円でサインした。今季はセットアッパーとして54試合に登板して0勝3敗、防御率3・53、11ホールドをマーク。想像以上の高査定に「2000(万円)いったらいいなと思っていたので、驚いた」。落合GMからは交渉中に「プロ野球に来てよかったか?」とだけ聞かれ「よかったです!」と即答したという。

「いろいろ経験させてもらったけど、もう少しチームの勝利に貢献できるところで投げたかった。課題は1年間一軍にいられなかったこと。同期の又吉に負けないようにしたい」と貪欲に語った。

 また、今季一軍登板のなかった西川健太郎投手(21)は190万円ダウンの年俸580万円、7試合に登板し0勝1敗、防御率4・96の若松駿太投手(19)は50万円アップの年俸550万円でそれぞれサインした。(金額は推定)