中日投手陣が金子にラブコール「せめて1年でも」

2014年11月21日 16時00分

カブス・和田(左)と話す金子

 オリックスから国内FA宣言した金子千尋投手(31)に、獲得を狙う中日の投手陣が「ぜひ、ウチに来てほしい」と熱烈ラブコールだ。

 今季16勝5敗、防御率1・98の成績で沢村賞にも輝いた金子はポスティングシステムを利用してのメジャー挑戦も視野に入れており、オリックスが容認すれば、その道を選ぶとみられる。国内他球団移籍の場合は1年後のポスティングを要望する可能性もあるが、竜の投手たちはそれも承知の上だ。

「金子さんを獲れば、2年連続Bクラスから巻き返しを期すウチにとって大きい。来年は1人で貯金10以上が期待できるだろうし、沢村賞投手を間近で見られれば、いろいろと参考になるし、お手本となるはず。たとえメジャーに移籍するまでの1年だけの腰掛けとなっても来てほしい」(ある投手)

 ほかにも社会人のトヨタ自動車で金子と同僚だったエース・吉見が「やりにくいとかないし(先輩の)金子さんと、また一緒に野球をやってみたいという気持ちはある。すごい人ですからね」といえば、左腕・大野は「あの吉見さんが尊敬する金子さんですからね。自分がどうこう言えることではないですが、もしウチに来るようなことがあれば、僕は技術的なことよりも、金子さんが試合でどんなことを考えながら投げているかとか、気持ちの部分での話をいろいろ聞いてみたい」。若手の小熊も「僕は金子さんの(著書の)『変化球バイブル』を参考にしているけど、本で見るのと直接本人から教えてもらうのでは全然違いますからね」といった具合だ。

 日米野球が終わり、金子のFA交渉はこれから本格化する。竜投手陣の声は沢村賞右腕に届くか――。