【合同トライアウト】前DeNA藤井が好投「人生を左右する1球だと思って投げた」

2014年11月20日 14時42分

好投した前DeNAの藤井

 このオフ2度目のプロ野球12球団合同トライアウトが20日、神奈川・川崎のジャイアンツ球場で行われた。投手2人が参加を辞退したため投手10人、野手8人の18人が参加。カウント1ボール1ストライクからのシート打撃方式で投手は打者4人、打者は投手5人と対戦した。

 

 参加選手中最年長の前DeNA・藤井秀悟投手(37)はひときわ大きな歓声に送られて4番手で登板すると、打者4人を無安打2三振に抑えた。前回に続き2度目のトライアウトに参加した通算83勝左腕は「あきらめずに2度目を受けてよかったと思う。前回の反省を受けて腕が大丈夫なことをアピールしたかった。(2三振は)ストレートとチェンジアップ。2―3になって何を投げようかと思っていたけど、これまで何万球も投げてきたチェンジアップを選んだ。人生を左右する1球だと思って投げました」と前ヤクルト・又野を空振りに斬った1球を振り返った。

 

 現在までに藤井のもとには独立リーグからのオファーはあるという。しかし、本人は「話はありましたけど返事はしていません。とにかく日本のNPBで投げたい気持ちが強いんで今の気持ちをそのままぶつける場所が欲しい」と国内12球団からのオファーにかける思いを強調。「最多勝を取って2度もトライアウトを受けた前例を作っちゃって申し訳ないんですけど、まだこの先(の野球人生)があると信じてやっているので自信を持って待ちたいと思う」と揺れる心情を語った。