金子メジャーへ背中押すオリックスナインの本音

2014年11月19日 16時00分

試合後の侍ジャパンベンチで笑顔の金子。左は則本、手前は小林

 オリックスから国内FA宣言の金子千尋投手(31)。同時にポスティングによるメジャー挑戦も視野に入れており、今後の展開が注目されるが、オリックスの同僚たちの間ではメジャーへの背中を押す声が圧倒的だ。

 

 現時点でオリックスはポスティングについて「NO」の方針だが、ある選手は「ポスティングを認めてあげてほしい。メジャーに行こうなんていう選手は球界でも一握りしかいない。同じ選手として夢をつかんでほしい」とエールを送る。「金子のストライクゾーンに変化球を出し入れする投球術がどれだけ向こうで通用するか見てみたい」と技術的な興味もあるが「プロ野球はいろんなルールに縛られすぎて他のスポーツより遅れている。どんどん世界に行くべき」ともいう。

 

 別の選手は「メジャーまで経験した選手が指導者になることは後進を育てる意味でも大きい。日本だけでやっていた人と説得力が全然違うと思う」。エース・金子流出となればオリックスにとって大きな戦力ダウンになるが「それは承知の上。東北の某球団(楽天)のようになるかもしれないけど、それはそれ。また若い選手もチャンスが出てくるわけですから」との声も出ている。

 

 ナインにすれば「国内の他球団、同一リーグに行かれるのが最悪」との思い。1年待てば海外FA権を取得できる中、金子が今オフに国内FA権を行使したことで、オリックスナインは、オリックス残留よりもポスティングでのメジャー移籍か、国内他球団移籍の可能性の方が高いともみているのだろう。残留が無理ならメジャーへ、との考えでもあるようだが…。