日米野球MVP柳田に「カンナかけたい」ソフトB飯田コーチ

2014年11月19日 16時00分

日米野球のMVPに選ばれた柳田

<日米野球第5戦(18日):米国3-1日本>侍ジャパン・柳田悠岐外野手(26=ソフトバンク)が日米野球のMVPに輝いた。全5試合に出場し、第2戦と第4戦で3安打を放って計4打点を挙げた。「(3安打した)2試合以外は三振ばかりだったが、少しは貢献できたかな」と控えめに喜んだ。MLBオールスターチームの打撃も印象に残ったようで「メジャーの選手はでかくてスイングが速い。勉強になった」とも話した。

 

 そんな柳田を、守備面でさらに飛躍させようと大張り切りなのが、ソフトバンクに新加入の飯田哲也外野守備走塁コーチ(46)だ。ヤクルトでの現役時代に7年連続でゴールデングラブ賞を受賞した外野守備の名手。驚異的な身体能力の持ち主でもあり、かつてTBS系列で放送された「スポーツマン№1決定戦」では異種目に交じって第1回大会と第5回大会で総合1位を獲得した。その飯田コーチが柳田の身体能力について「いいものを持っている。(高いレベルで走攻守の)三拍子揃っている選手を目指していける」と言いつつ「硬いでしょ。あの硬さが取れて柔らかくなればすごいことになる。だからこそカドを取って丸くすることが必要だと思ってるんです」ときっぱり。

 

 今季、ゴールデングラブ賞を初受賞した柳田だが、飯田コーチは「何で取れたんだろうという部分がある。イメージでしょうね。まだ打球判断が悪いところがある。(今季は)無理して突っ込んでしまい、三塁打にしたりもあった。能力的にはまだまだ駆け出し」と手厳しい。現在の柳田はまだ、その強肩やスピードといった素材の部分だけ。そこに飯田コーチ自身の経験や知識を加えて“外野守備の達人”に育て上げるつもりなのだ。

 

「(柳田は)まだ粗削りなところがある。かんなをかけて滑らかにしていきたい」と飯田コーチ。その手腕による柳田の成長に注目だ。