中日戦力外選手の“移籍ラッシュ”に厳しい声

2014年11月18日 16時00分

守備に定評のある森越も阪神入りが決まった

 中日で戦力外とした選手の他球団への“移籍ラッシュ”が止まらない。すでに田中大輔捕手(29)がオリックス、吉川大幾内野手(22)と堂上剛裕外野手(29)はともに巨人(堂上剛は育成枠)入りが決定し、このほど森越祐人内野手(26)の阪神入りも判明。さらに矢地健人投手(26)が17日に受けたロッテの入団テストに合格すれば、中日から戦力外通告を受けた11選手中、実に約半数となる5選手が来季から他球団で“敵”としてプレーすることになる。

 

 こうした事態に中日のチーム関係者は「このままウチにいても試合出場の機会がないという判断で戦力外としたんだろうけど、こんなにも他球団から多く拾われるのは異例なこと。こうした選手を首脳陣がうまく使いきれてなかったともいえるんじゃないか」との厳しい声も出ている。

 

 2004年から8年間続いた落合政権下で放出された鉄平(中日→楽天→オリックス)は楽天で首位打者を獲得、小山伸一郎(中日→楽天)は08年から5年連続50試合以上登板するなどリリーフ陣の柱となり、移籍先で大ブレークするケースが少なくない。そのため中日ナインは「移籍した選手以上の結果を残さないとヤバイ」と敵になった元同僚を見据えて闘志を燃やしている。