工藤ホークス “陰のヘッド”は鳥越コーチ

2014年11月18日 11時00分

高田(左)に守備を指導する鳥越コーチ

 ソフトバンクの工藤新体制で鳥越内野守備走塁コーチの“ベンチワーク”に期待が寄せられている。

 今月1日に工藤新監督の就任会見が行われ、9日には来季のコーチ陣容が発表された。その中で、気になるのがヘッドコーチの存在。今後もヘッド格は置かない方針で、そのため「工藤さんにとっては初めての監督業になるわけだし、一人で全部やるのは本当に大変。なので鳥越コーチがサポート役を務めればいい。肩書はなくとも、陰のヘッドコーチとして、工藤さんを支えてもらうのが一番」という声が上がっている。

 鳥越コーチはこうした“待望論”について「(ヘッドを)やりたいとも思わないし、やりたくないとも思わない。フラットな状態ですよ。とりあえず、自分が任されたポジションをやることしか考えていない」と、静観ムード。とはいえ工藤監督とはダイエー時代に1シーズンとはいえ、同じユニホームでプレーした仲。協力を惜しむはずがない。


 日頃から積極的にコミュニケーションをとり、選手からの信頼が厚い鳥越コーチ。それだけに、あるチーム関係者は「何といっても鳥越さんは熱血指導で若手からの信頼が厚い。いいも悪いもズケズケ言うし、工藤監督に助言するにしても若手に監督の言葉を伝えるしても『橋渡し役』はぴったりだろう」とメリットを強調する。

 別の関係者も「若いがコーチ陣と監督とのつなぎ役もうまくできるはず。秋山さんの場合はコーチ陣が門前払いされるような感じもあったが、鳥越さんはホークス歴が長いのはもちろん、しゃべりもうまいからね」と猛プッシュする。

 球団内から熱視線を送られる鳥越コーチ。工藤新体制を陰から支える存在になることは間違いなさそうだ。