<巨人-阪神OB戦(16日)>東日本大震災の復興支援を目的とした巨人と阪神のOB戦が16日、コボスタ宮城で行われ、巨人OBの松井秀喜氏(40)が「3番・右翼」で先発出場。久しぶりに背負った背番号55のユニホームで4打数4安打1打点の大当たり、松井キラーを返り討ちにした。

 2回二死一、三塁のピンチに川藤監督はすかさず遠山奬志氏を投入。

 本紙好評連載「これにて一件落着」でもエピソードを披露したように現役時代は松井キラーとして活躍した左腕だったが、今回は右翼フェンス直撃の適時打を許した。それでも遠山氏は「久しぶりに対戦できたことがうれしい。ファンも覚えててくれたようで盛り上がってくれた」と満足そうだった。