原巨人に待望“代打の切り札”金城獲得

2014年11月16日 06時00分

 巨人は15日、DeNAからFA宣言した金城龍彦外野手(38)と都内のホテルで初交渉し、1年契約で基本合意した。

 ヤクルトからFA宣言した相川との交渉を行ったのが13日。約1時間の交渉を終えた原沢球団代表兼GMは2日前と同じ晴れやかな表情だった。「入団していただけるということで、合意できたと考えております。この次はみなさんに正式にお披露目できると思います」。2000年の首位打者であるベテランには今季の年俸4000万円からのダウン提示をした模様。背番号などは近日中に行われる入団会見で正式発表される。

 16年間在籍したDeNAからはコーチ就任を打診され、現役続行を臨んでFA権を行使した。獲得に乗り出した球団が巨人のみということもあり、即決に至った。

 巨人から「重大な局面で試合を決める存在になってほしい」(原沢GM)と代打の切り札としての役割を期待された金城は「戦力として見ていると言っていただけて、すごくうれしかったですし、やってやろうという気持ちになりました」と感激の表情。チャンスに強い〝代打の神様〟の不在は4連敗で敗退したCSファイナルステージでも響いただけに、勝負強いベテランは大きな戦力となる。

 それだけでなく、今オフのチームでは長野をはじめ、アンダーソン、矢野など手術を受ける外野手が多い。外野をどこでも守れる堅実な守備でもバックアップ要員として貴重な存在だ。

「次に向かって、後ろを振り向くことなく前に進んでいきたいです」と心機一転、新天地での活躍を誓った金城。経験豊富なベテランが、リーグ4連覇、3年ぶりの日本一奪回に貢献する。