称賛された工藤新監督の“タイムリー”な指導

2014年11月14日 16時00分

山田(右)を指導する工藤新監督

 ソフトバンクの工藤公康新監督(51)が13日、宮崎秋季キャンプを視察した。練習開始前には円陣で若手中心の参加選手に対して「この秋でどこを伸ばせば一軍でプレーできるかというところを1つでも2つでも見つけてほしい」などとメッセージを送った。

 テレビ局との契約や通っている大学院などの兼ね合いで、今回がチーム初合流。この日も日帰りで、これでキャンプ見納めとなる見込みだ。まさに、あっと言う間の“監督デビュー”だったが、チーム内からは、いきなり「投手陣にはものすごい刺激になった」との称賛の声が出た。

 工藤監督がブルペンで唯一、山田大樹投手(26)を熱血指導したのが“タイムリー”だったという。一昨季に8勝10敗、防御率2・78をマークして規定投球回をクリアした実績を持つ左腕だが、今季は二軍で8勝1敗の好成績を残しながらも一軍での先発は1試合のみ。そんな“ローテ構想”から外されていた投手をイの一番に教えたことで「山田は目の色を変えてやるわけだし、他の投手にしたって改めて横一線でチャンスをもらえる機会だと刺激になったはず」とチーム関係者はうなったのだ。視察後「(修正を加えれば)あと5キロは(球速が)上がるのにな、という人もいた」と、ブルペンの感想を語った工藤監督。山田指導に他意はなかったとのことだが、まずは上々の滑り出しか。