楽天が“安心のDeNAブランド”藤江を獲得

2014年11月12日 16時00分

楽天に入団が決まった藤江

 楽天がやすやすと“二匹目のドジョウ”を獲得した。DeNAを戦力外になり11日に入団が決まった藤江均投手(28)のことだ。今季は16試合で1勝1敗1ホールド、防御率4・70と振るわなかったが、2011年と12年には貴重な中継ぎとして47試合、52試合に登板。投手キャプテンを務めた13年も25試合で3勝1敗7ホールド、防御率1・27と、まずまずの成績を残した。

 

 そんな藤江を楽天関係者は「早くからマークしていた」という。投手キャプテンとして球団側に選手の意見や要望を伝える役目を担うようになったころから、フロントとの関係がギクシャクしていたことをつかんでいたからだ。「上といろいろあったということは聞いている。逆に言えば、力は落ちていないわけだから十分に使える」とは前出の関係者。このオフに藤江がDeNAを戦力外になったことは、楽天にとって願ったりかなったりでもあった。

 

 いい前例もある。セットアッパーとして今季65試合に登板して4勝2敗1セーブ23ホールド、防御率1・87の好成績を残し、星野前監督が「DeNAに礼を言わないと」と絶賛した「サブちゃん」こと福山博之投手(25)も、DeNAからの掘り出し物だった。入団2年目にあたる12年オフに野手転向の打診を拒否して戦力外になったという点も、今回の藤江のケースと似ている。

 

 12年6月にDeNAからトレードで獲得した藤田一也内野手(32)は昨年の日本一に貢献し、2年連続でゴールデングラブ賞に選出された。安心の“DeNAブランド”だけに、楽天の藤江に対する期待は大きい。