【アリゾナ州フェニックス11日(日本時間12日)発】レッズのウォルト・ジョケッティGMはロイヤルズからFAになっている青木宣親外野手(32)の獲得に強い興味を示した。

 大リーグのGMミーティングが行われている会場で、白髪のジョケッティGMは青木について「彼はFAになっている何人かのうちのターゲットの一人だ。彼は守備面においても、出塁面においても素晴らしいメジャーリーガーだ。彼は塁に出て何かを起こす、エキサイティングな選手だ」と話した。

 青木の代理人を務めるネズ・バレロ氏は「FA市場はキックオフしたばかり」と、どの球団とも具体的な交渉に入っていないことを明かしたが、レッズとは遅かれ早かれ交渉のテーブルに着くことになりそうだ。レッズには、これまで青木が守ってきた中堅と右翼にはレギュラー選手がいる。同GMは「必要なのは左翼手だ。もし彼を獲得できたら、左翼にコンバートして起用したい」と来季外野陣の具体的な構想まで口にした。