デーブ監督 秋季キャンプで過酷ノルマ「打者は3000スイング」

2014年11月07日 08時11分

ノックバットを手に指示を出す大久保監督

【楽天デーブ監督が大激白(2)】楽天の新指揮官に就任し、岡山・倉敷マスカットスタジアムで秋季キャンプを行っている大久保博元監督(47)を、本紙専属評論家の大下剛史氏が訪問。監督室で“緊急対談”を行った。今回はデーブ流の指導方針だ。

 大下:来年の春のキャンプは、やっぱり久米島から始まるんだろ。

 大久保:はい。久米島でスタートする予定と聞いています。その後、沖縄本島に行って金武町でやる予定ですね。それから宮崎に入って倉敷でも第3次キャンプをやるという流れになると思います。まだ確定ではありませんが、たぶん今年と一緒になるはずです。そこはもう、親分(星野前監督)に決めていただいているから、僕は楽ですよ。敷いていただいたレールを行くだけですから。

 大下:仙(星野前監督)はここには来るのか。

 大久保:この前、オヤジには「倉敷、来てくれるんですか」って電話したら「おう、行くぞ。新監督の顔を拝見に行かないとな」って。たぶん、こっちに来てくれると思います。

 大下:このキャンプは午後4時ぐらいまでやるそうだな。ずいぶんみっちり練習をやっているようだけど、秋は春と違ってケガのことも少々ならば治す期間があるし、気にしなくていいからな。

 大久保:このキャンプではスイングのノルマが1人「3000」と決めていて、まあ追い込んではいますけど…。でも、今は秋でもケガ人を出さないようにやっていますよ。

 大下:今年出ていなくて、来年コイツは使ってみたいなと思う若い選手はいるのか。

 大久保:今のところは全然いないですね。まだ若過ぎるんです。赤ちゃんみたいな感じですから。来年も今年使っている選手を中心にやらないといけないでしょうね。

 大下:それも、さみしい話だね。

 大久保:まあ、しょうがないですね。球団ができて10年ですもんね。でも5~6年後はいい投手になりそうなのが、5~6人います。野手も…。

 大下:西田(哲朗=23、内野手)っていう子?

 大久保:西田は上で使う予定なんですけど、フェニックス(リーグ)行かせたら、ちょっとケガして…。いま仙台でリハビリやっているんですけど、そのレギュラーを取らせようと思っていた西田が秋のキャンプに入れないぐらいですから、今は横一線です。ちょっと我慢して使ってスターにしようと思っていたところでケガをするわけですから、そういうヤツをリハビリが終わったからといってすぐ使う性格じゃないですからね、僕は。ベテランでも一生懸命やっている選手の方を使いたいです。

 大下:野手なら米国に1人いるじゃないか。ナカジ(中島裕之=アスレチックスからFA)が。お前が(欲しいと)言ったら動くんじゃないか。西武(のコーチ時代)でも一緒にやっていただろう。

 大久保:やっています。でも、そこも全部(フロントに)お任せなんですよ。ウチは部署がとにかくしっかりしているんです。

 大下:役割分担がしっかりしているから、現場は口を出したらいけないのか。

 大久保:ボクは正直、出す気はないですね。中島も本当にノータッチだし、そこは本当にお任せです。でも阪神も、なんかエラい金額出していましたよね。

 大下:阪神は誰でもいいんじゃけえ! 困った球団よ。

 大久保:そういうこと言えるのは、オジキしかいないですよね(笑い)。