山本昌を悩ますもう1人の「ヤマモトマサ」

2014年11月06日 16時00分

契約を更改し、笑顔の山本昌

 9月にプロ野球の最年長勝利記録を更新した“球界のレジェンド”中日・山本昌(49)が5日、名古屋市内で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸4000万円でサインした。

 

「昨年(落合)GMとお話をして『50(歳)まで頑張れ。給料は変えない』と言われた。書面で契約を交わしたわけではなかったんですが、口約束の方が重かった」とにっこり。来季は元ロッキーズのジェイミー・モイヤーが持つ49歳5か月の大リーグ最年長勝利記録の更新も期待されるが「励みではありますが、来年の1勝が目標ではおかしい。ローテーションで1年やるつもりでいかないといけない。来年で最後になる確率は9割以上でしょう。でも、来年で引退とは言わない。結果で決める」と決意をみなぎらせた。

 

 そんな来季に向けて、山本昌には“登録名問題”が持ち上がっている。中日が今年のドラフト8位に、同姓でなおかつ名前の最初の読みである「マサ」まで同じ山本雅士(まさし)投手(20=四国IL・徳島)を指名。入団すれば、これまでのように「ヤマモトマサ」のアナウンスでは2人の区別がつかない。

 

 山本昌は「山本昌広(まさひろ)に戻そうかな。中学時代の友人には『山本昌』に改名したのかって言われるしね」と登録名をフルネームの本名に戻すことも考えているが、周囲には反対する声も多い。そもそも同姓の山本保司内野手が1995年オフにロッテに移籍した際に「山本」に戻すことができたのに「山本昌」で好成績を残したために、縁起をかついだのが現在の登録名とあって「変えない方がいい」というのだ。

 

 とはいえ、このままでは「ヤマモトマサ」が2人になってしまう。何とも悩ましい問題だ。(金額は推定)