日ハム守護神・武田久1億6000万円ダウン FA権行使せず

2014年11月05日 16時40分

残留することが決まった武田久

 FA権を保有していた日本ハムの守護神・武田久投手(36)が5日、千葉・鎌ヶ谷の二軍施設で球団と交渉を行い、権利を行使せず残留することが決まった。契約更改も済ませ、年俸2億4000万円から減額制限(年俸1億円以上は40%)を大きく超える1億6000万円ダウンの8000万円プラス出来高でサインした。

 

 今季はチーム最高年俸ながら、出場わずか9試合で0勝1敗1セーブ、防御率8・22に終わっただけに「何もしていないので言えることはない。来年しっかり抑えをやることしか考えていない。そこを目指さないとモチベーションを保てないし中途半端になるだけ」と、サバサバと来季への巻き返しを誓った。

 

 すでに10月中の下交渉で、球団史上最大幅のダウン提示に合意しており「もともとのベースが高かったからいろいろな評価があると思うけど、僕は(金額に)重みを感じる。簡単に稼げる額ではないし、いい契約をしてもらったと思う」と淡々と話した。

 

 7月8日の楽天戦(コボスタ宮城)を最後に一軍登板のなかった守護神は、「(引退の選択肢は)ずっとありましたけど、やる自信があるから辞めない。自分の中でまだやれる自信はある」。プロ12年で通算167セーブを積み重ねてきたプライドを垣間見せ、悲壮な覚悟で来季にかける思いを語った。

 

(金額はいずれも推定)