広島・緒方新監督が初カミナリだ。この日の打撃練習で緊張感が欠けていた松山に対して激怒。罰として指揮官とマンツーマンでのロングティー打撃を約45分間、ぶっ続けで行わせ、終了後も「練習の意味が分かっているのか! 甘くないぞ」と気合を入れた。

 これまで見守ることに徹してきた指揮官は「彼が一番目立たなくてはいけない打撃練習で気持ちが入っていなかった。(守備に目をつぶって起用した)野村監督みたいに優しくはない。代打の一振りとかで結果を出すしかない。守備では変わり身が出てきていたが…」と苦言。すべて終わった後に志願して居残りでの打撃練習も行った松山は「今日は本当に勘弁してください。やるしかないです」とヘトヘトになりながらも危機感を募らせていた。