巨人打線がとてつもない猛攻を繰り広げている。12日のロッテ戦(ZOZOマリン)で3回までに10得点を叩き出し、美馬学投手(34)をKOした。

 まずは初回に岡本和真内野手(24)の18号3ランで先制すると、3回は流れるように攻撃がつながった。得点シーンは亀井の中前適時打と岡本和の19号3ラン、中島の4号3ランだったが、回の先頭の松原、ウィーラー、亀井、岡本和、坂本、スモーク、中島まで実に7者連続安打。一挙7得点のビッグイニングとなった。

 ロッテ先発の美馬は19人目となる全12球団勝利がかかっていたが、巨人勢が力で阻止した格好だ。リードを8点に広げ、巨人先発の戸郷も2回以降は無失点投球を続けている。