巨人育成ドラフト4位の“逆輸入版二刀流”高橋は投手で勝負

2014年11月01日 09時00分

由伸&阿部クラスの活躍が期待される高橋慎

 巨人は10月30日、育成ドラフト4位で指名した高橋慎之介投手(20=木更津総合高卒)の指名あいさつを行った。球団に縁の深い名字、名前ということもあり、育成ながら注目されている187センチの長身右腕は「実感は徐々に出てきました。これからスタートという気持ちで頑張っていきたい」と目を輝かせた。

 経歴も異色だ。千葉・木更津総合高では二塁手として3年夏に甲子園に出場。高校卒業後はプロ志望届を提出することなく渡米し、米大学のトライアウトを受けた。その結果、5つの大学に合格し、ニューヨーク州にあるハーキマー・カウンティー・コミュニティー大学に入学。二塁手兼投手として活躍し、今季は42試合に出場し打者として打率3割7分5厘、1本塁打、28打点、投手として1勝2セーブ、防御率3・00という成績だった。

 メジャー10球団からコンタクトを受けるなど、米国内でも注目されたが、今年6月のドラフトでは指名されず。9月に行われた巨人の入団テストを受け、指名に至った。

“逆輸入版二刀流”として期待が集まるが、日本球界では投手として勝負する。「打撃は好きなので積極的にやっていきたいですが、ダルビッシュさんみたいな打たれても立ち直ることができて、変化球の多彩な投手になりたいです」(高橋慎)

 球団サイドは「小、中と投手だが、高校ではほとんど投手をやっていないため、肩の消耗も少ない。もしダメでも打撃センスがあるので、内野手として化ける可能性もある」(球団関係者)と期待している。

 対戦したい相手は「藤浪(阪神)です。甲子園で負けているので」と高橋慎。まずは支配下登録を目指す。