<2014ドラフト>ロッテ1位:中村奨吾内野手(22=早大)

 大学日本代表で4番を務めた長打力のある二塁手。三拍子揃った大学ナンバーワン内野手として評価が高かった中村は「1位と思わなかったので、うれしいのと同時にびっくりしている」と1位指名を喜んだ。

 そんな中村は誰もが認める“練習の虫”だ。通常練習はもちろん夕食後にも3時間にわたる自主練習を行っていたという。

 早大野球部関係者は「寡黙だけどいかにも野球少年という感じの性格。練習熱心で黙々と練習している。寮にいる時は個人練習を欠かすのを見たことがない。寮に戻るのは毎日だいたい夜の10時ごろ。あそこまでの練習は常人ではとてもじゃないができない」と練習量の多さに驚くばかりだ。中村は「いつか対戦したい。(打つ自信は)あります」と日本ハムに入団したチームメート・有原とのプロの舞台での対決を心待ちにしている。もちろん練習を欠かすつもりはない。