マー君 後味悪い1000奪三振

2012年08月20日 12時00分

 楽天・田中将大投手が19日の西武戦(西武ドーム)でプロ野球史上131人目となる通算1000奪三振を達成。しかし好調西武打線の勢いを抑えられず6回途中6失点でKO。今季4敗目(6勝)を喫し、後味の悪い記録達成となった。

 1—1で迎えた5回二死三塁。カウント1—2から外角高めの151キロ直球で栗山を空振り三振にしとめ、節目の記録に到達した。

1042投球回での達成はオリックス・井川の1058回を抜き歴代6位の記録。尊敬するレンジャーズ・ダルビッシュの1058回3分の2より早いペースだ。

 またひとつ球界のエースへ階段を上ったマー君だったが、試合の方は苦しいマウンドだった。7月13日の日本ハム戦(Kスタ宮城)以来、勝ち星に恵まれていない悪い流れはこの日も同じ。2回に味方に先制してもらったが、4回二死一、二塁のピンチで浅村に中越え適時打を許しあっさり同点とされてしまった。

 1000奪三振達成直後の6回にはまさかの5連打で4失点。これには星野監督もたまらずベンチを飛び出し投手交代を告げた。

 1か月以上、勝利を味わえていないエースには指揮官も「相手も研究して、早いカウントで打ってくる。不用意に入りすぎなんだよ。だから、被安打が多い。もっと知恵を使って工夫していかないと。データの裏を突くとかさ」と渋い表情だった。