G村田不振は「あのヤジ」が原因か

2012年08月20日 18時15分

ファンの方向を見ながらベンチに戻る村田
ファンの方向を見ながらベンチに戻る村田

 巨人の主砲・村田修一内野手(31)に何があったのか。

 18日の広島戦ではV二塁打を含む3安打と気を吐いたが、それ以外はサッパリ。

 中日との首位攻防3連戦では初戦に1安打。マジック点灯がかかった2試合は3併殺打を含む8打数無安打に終わった。本人は否定するが、周囲は「横浜時代は優勝争いと無縁だっただけに(マジック点灯が迫った)重圧を感じているのでは」と見ている。

 だが村田と親しい関係者は8日の阪神戦(東京ドーム)の“事件”が、スランプの原因ではないかと話す。実はその試合の初回、先制機で三振に倒れた村田に向けて、一塁側スタンドの男性客から「お前に巨人のユニホームは似合わないんだ。横浜に帰れ!」と痛烈なヤジが飛んだ。

「シュウ(村田)が鬼の形相でスタンドをにらみつけていたから『まずいな』と感じたんだ。横浜の晩年は客とやり合うこともあったけど、巨人に来てからはまだ一度もなかったからね。彼はああ見えてファンの反応に敏感。ヤジが気になり始めると、バットにも影響が出てしまうんだよ」(前出の関係者)

 その指摘通り、村田の成績は9日以降は急降下。村田本人にヤジの一件を聞くと「何か言っていましたね」と答えただけだったが、開幕当初は「東京ドームのファンは温かい人が多くて気持ち良くプレーできる」と話していただけに“外様への洗礼”のショックは大きかったようだ。

 とはいえグラウンドの敵と戦う以前に、スタンドが気になっているようでは、巨人の主砲は務まらない。耳につく雑音は注目の証し。黙らせる道具はバットしかないのだが…。