PL野球部 相次ぐ不祥事で伝統「付き人制度」も改善

2014年10月15日 07時00分

全盛時代は桑田(中央右)、清原を擁し全国制覇を成し遂げたが…(1985年8月)

【PL野球部廃部危機】甲子園で史上2位タイの通算96勝を挙げているPL学園だが、近年は部員の不祥事が目立っている。2001年に部員の暴力事件が発生。対外試合禁止処分のほか、訴訟にも発展した。11年には暴力に加え喫煙も発覚。昨年2月にも部内暴力が起きて同様の処分が下され、同年4月に河野有道監督が辞任した。後任指揮官の選考では迷走を繰り返し、いまだ決定に至らず。野球未経験の正井一真校長が代理で務めている。


 それでも、今夏の大阪大会では決勝に進出。後に甲子園を制した大阪桐蔭に敗れたが、古豪復活かと話題を呼んだ。新チームも府大会決勝で再び大阪桐蔭に敗れたが、監督不在のなか、選手たちは健闘している。


 不祥事が相次いだ部内では抜本的な改革も着手された。下級生が上級生の雑用をこなすPL独特の“伝統”である「付き人」制度の改善を進めている。


 OBは記事本文に挙げた3人のほか、本紙評論家の得津高宏氏(67=元ロッテ)、近鉄、楽天、巨人でプレーした朝井秀樹氏(30)、吉村禎章氏(51=元巨人)、立浪和義氏(45=元中日)、片岡篤史氏(45=元日本ハム、阪神)、宮本慎也氏(43=元ヤクルト)ら多数。現役では楽天・松井稼頭央(38)、阪神・福留孝介(37)らがいる。