日本ハム・大谷翔平投手(20)11日、京セラドームで行われた、オリックスとのパ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)第1ステージ初戦に先発。6回107球を投げ5安打3失点、7奪三振で勝ち投手の権利を持って降板した。

 2回二死満塁から連続押し出し四死球の独り相撲で2点を先制されたが、その後は立ち直り、6回の川端の適時打による1失点のみにまとめた。

 味方打線が5~8回の4イニングで毎回得点の計6点を奪い逆転に成功。ポストシーズン初勝利の権利を持って降板した。

 大谷は「四球が多くリズムがあまりよくなかった。最後の1点も粘り切らないといけない場面でしたが、粘れずに相手に点を与えてしまった。ただ、打線に援護してもらって点を取ってもらいましたし、守備でもバックに助けてもらい何とか6回まで投げ切れました」と野手陣に感謝した。