28日のDeNA―巨人戦で乱闘騒ぎが起きた。3―3の延長10回、二死満塁の場面でDeNA・グリエルが三飛に倒れた直後のこと。ピンチを切り抜けたマウンド上の巨人・笠原が雄たけびを上げると、これにグリエルが反応。イラ立ちを隠せない様子でスペイン語で何やらまくしたてながら、笠原に詰め寄ったのだ。

 すぐさま両軍ベンチからナインが飛び出し、一触即発の状況となったが、当事者の2人はそれぞれの同僚に引き離されて大事には至らず。笠原は「興奮状態だったので、あんまり覚えていないんです。(グリエルと)目が合ったことだけは覚えていますが…。ただ両軍ああやって出てしまった状態に申し訳ないと思います」と話した。