ソフトバンクは26日の楽天戦(ヤフオクドーム)に3―9と大敗し、ここへきて、まさかの4連敗。2点リードの4回に先発・中田が四球をきっかけに猛攻を受け、ひっくり返されるなど試合展開も最悪で、ますます重苦しいムードが漂った。

 実は試合前の鷹軍団は「吉兆」で盛り上がっていた。昼過ぎにヤフオクドームの通路に1匹のムカデが出現。古来、毘沙門天の使いとも言われ、戦いにおける縁起モノとして知られるからだ。だが、それも全く効果なしの敗戦で、またまた意気消沈。ムカデは毒を持っている“害虫”でもあるため、チーム関係者が速やかに駆除していたが「それがいけなかったのかもしれない」との声も出るほどだ。

 急失速のソフトバンク。「四球が(失点に)絡むのが多すぎる。もっとたくましくならんといかんな」と秋山監督は投手陣に苦言を呈し、試合後、首脳陣ミーティングで対応策を練ったが、残り2試合、どうなるか――。