日本ハム・中田翔内野手(25)が25日のロッテ戦(QVC)で26号2ランなど3打点を挙げ、打点を自己最多の98に伸ばした。
 
 初回、中田は二死一塁の第1打席で相手先発・成瀬の内角低め131キロストレートをすくい上げ左翼スタンドへ先制の2点本塁打とした。
 
 11日のソフトバンク戦(東京ドーム)以来、11試合ぶりとなる一発を放った主砲は4回の第3打席でも犠飛で1打点を加え計3打点。打点王争いトップの数字を98打点とし、大台の100打点に「あと2」と迫った。
 
 中田は「(本塁打は)うまく反応できた。まず先制点を挙げることができてよかった」と4番の仕事に納得顔。
 
 栗山監督が試合前「翔は今年、まだ一度も手がつけられない状態になっていない。これからそうなってくれることを一点の曇りもなく信じている」と言っていた信頼に応える一発だった。