ヒップホップミュージシャンのAK―69(エーケー・シックスティーナイン)が23日、中日―巨人戦(ナゴヤドーム)を前にダイヤモンド内で異例のライブを敢行した。

 地元愛知・小牧出身のAK―69は今季の中日のオリジナル楽曲を作成。ナゴヤドームでの主催試合で、中日ナインが初回の守備位置に就く際の場内演出で使用している縁もあり、この日は今季のチームスローガンと同名の「START IT AGAIN」を熱唱した。

「スタジアムで歌うというのは経験したことがなかったので、すごい緊張した。しかもガキのころからともに生きてきたような、地元の人からしたらドラゴンズといったら絶対的なものなんで、光栄なこと」と声をうわずらせた。

 親交がある谷繁兼任監督からは「『来シーズンは絶対にやるからさ!』と言われたけど、その言葉の力のこもり方からすると、本当にやってくれるだろうなとすごく期待している。新生ドラゴンズのドラマは始まったばかり。いきなりガーンといったらドラマ的には楽しくないないでしょ」とエールを送った。