中日・森ヘッドコーチが11日の広島戦で遅延行為のため退場処分を受けた。1点リードの8回無死一塁で小窪のバントがファウルと判定されたことを不服とし、出場中で抗議権のない谷繁兼任監督に代わって鬼気迫る形相で5分以上、猛抗議した。試合後の森ヘッドはノーコメントでバスに乗り込んだが、谷繁監督は「わざとでしょ」と頼もしげに話し、友利投手コーチは「引くつもりはなかったと思う」。連敗中のチームを鼓舞するための意味合いもあったようだ。