10勝8本の大谷 ベーブ・ルースは通過点!?

2014年08月30日 11時10分

東京ドーム本拠地時代の懐かしいユニホームをまとった大谷は初回に8号2ランを放った

 日本ハム・大谷翔平投手(20)が29日のロッテ戦(東京ドーム)で2試合連発となる8号2ラン。シーズンで10勝以上した投手の本塁打記録(1950年の巨人・藤本=26勝、7本塁打)を64年ぶりに塗り替えた。


 日本球界初の快挙にも大谷は「特に意識はしていなかった。まだまだ満足していないですし、もっともっと行けると思う。(逆方向へは)自分の形でしっかり振れれば飛んでくれると思う」。栗山監督から「打のノルマ」とされた20本の半分にも満たない数字に満足感を示さなかった。


 指揮官の反応も同様で「まだまだ。他の打席の内容が悪すぎる。(3回の)一死一、三塁を何とかしないと。誰かと比べて(二刀流を)やっているわけではないのでダメなものはダメ」と手厳しかった。それでも世界記録が1918年にベーブ・ルース(当時レッドソックス)がマークした11本塁打(13勝)と聞くと…。


「ベーブ・ルースと比較されるというか、プロ野球界にそういう漫画のような選手が出てくるのはいいこと。子供たちの憧れになるし、ファイターズがやろうとしているものが前に進もうとしているならうれしい。ただ、誰かと比較されているうちは本物じゃない。(二刀流は)誰もやったことのないところを行っているわけだから」(栗山監督)


 メジャーの伝説のプレーヤーも眼中にないとは、大谷がやろうとしていることは、やはりとんでもないことなのかもしれない。