オリックスが金子引き留めに“終身雇用”提示

2014年08月29日 16時00分

金子千尋

<オリックス4-0ロッテ(28日)>オリックスの金子千尋投手(30)が28日のロッテ戦(ほっともっとフィールド神戸)に先発し、7回3安打無失点でリーグトップタイの12勝目をマーク。「いい流れを切らさないよう意識した。ゼロで抑えられたのは良かった」と胸をなで下ろした。

 

 24日に出場登録日数が8年に達し、国内FA権を取得した右腕には他球団から熱視線が注がれている。瀬戸山球団本部長は「球団として最大限の評価をさせていただく」と慰留に全力を注ぐ方針だが、フロント関係者は「単年で今の年俸の2倍までいくと、さすがに厳しくなる」とこぼす。金子の今季年俸は推定2億円。オリックスは4年15億円を最大の条件にすると見られるが、仮に巨人やソフトバンクなど資金力のある球団が獲得に乗り出してマネーゲームとなれば、劣勢が目に見えている。

 

 そのため球団関係者は「うちはとにかく誠意。年数もそうだし“太く長く”という方針。他は“極太で短く”でくるかもしれないが、野球人生をトータルで考えた時に上回るプランになっていると思う。生え抜きだし、希望すれば引退後もユニホームを着る方向にはなると思う。終身雇用に近い形」と“付帯条件”を明かした。オフの争奪戦が必至の状況だけに「金子がどこを選択するかということだけ。うちを選んでくれれば一番いいが…」と不安はつきまとうが、果たして…。