オリックスを連勝に導いた平野恵の猛ゲキ

2014年08月28日 16時00分

 パ・リーグの首位争いも熱を帯びてきた。首位ソフトバンクが27日の日本ハム戦(ヤフオクドーム)に3―4と敗れ、2位オリックスがロッテ戦(ほっともっとフィールド神戸)に7―3と快勝したことで両者のマッチレースは1・5ゲーム差にまで縮まった。

 

 オリックスは連勝で3カードぶりの勝ち越し。ここにきて勢いを取り戻してきた裏には、ベテラン平野恵の“猛ゲキ”があった。今カードが始まる前までチームは4位のロッテ、最下位の楽天を相手に2勝4敗と黒星先行。そこで悪い流れを変えようとベテランが動いた。

 

 お得意様の楽天に連敗し、ムードが暗くなった24日の試合後、平野恵はナインを京セラドームの一室に呼び出した。そこにはペーニャ、ヘルマンといった外国人も通訳とともに出席。阪神在籍時(2008~12年)に2度の2位を経験した平野恵は、一軍選手全員を前に「相手(ロッテ、楽天)は吹っ切ってやっている部分もある。オリックスはこれから一つも負けられないという中で少し慎重になりすぎている」と切り出し「今、いい位置(2位)にいる。優勝は狙える時に狙わなければいけない」とハッパをかけたという。

 

 平野恵の思いにナインも反応。ある主力選手は「キャンプから優勝を目標にやってきてますけどその気持ちを忘れがち。より一層勝たなきゃいけないと思いました」と決意を新たにし、別の選手も「坂口さん、ペーニャ、平野恵さんとかベテランが盛り上げてくれているのに、僕ら若手が暗くなってどうするんだって気持ちになりました」と気合を入れ直した。

 

 ミーティング効果で連勝。18年ぶりの優勝に向け、結束を固めた。