今夏の甲子園でプロスカウトが注目した“金の卵”

2014年08月28日 09時00分

高校通算73本塁打の智弁学園・岡本(左)とMAX152キロ大分・佐野

 今夏の甲子園大会に出場した球児たちをプロスカウト陣はどう見たか。注目度ナンバーワンだったMAX150キロ&高校通算54本塁打の盛岡大付(岩手)松本裕樹が右ヒジ痛で本来の力を出し切れなかった中、評価が高かったのは大分(大分)の152キロ右腕、佐野皓大。楽天・早川スカウトマネジャーが「フォームが柔らかくて身体能力が高い。ヒジの使い方がいい」と言えば、巨人の山下スカウト部長も「腕の振りが柔らかい。体の線が細い割に直球にキレがある。体力をつければ面白い投手になる」と話した。

 

 星稜(石川)の145キロ右腕、岩下大輝も二重丸で中日・中田スカウト部長は「将来的には川上(中日)のようになれる逸材。直球の質が良くてキレがある。下半身の使い方が抜群で、いわゆるラインが出ている」と絶賛。富山商(富山)のエース・森田駿哉についても「左の本格派。投げっぷりが良くて、原石だね」(某球団スカウト)。

 

 野手では、高校通算73本塁打の智弁学園(奈良)岡本和真内野手と九州国際大付(福岡)の清水優心捕手と古沢勝吾内野手。岡本については「天性のホームランバッター。自分の打ち方、飛ばし方を持っている。プロでも年間40本打てる可能性がある。将来的には中田翔のようになれるのでは」との声も。

 

 清水には「強肩で捕球してからのスローイングも正確で速い。打撃もツボにはまればスタンドに放り込むパワーを持っている。城島(元阪神など)のようになれる可能性がある」。古沢にも「軸回転がしっかりしていてスイングが速い。足も肩もあって遊撃の動きもいい。パンチ力があって長打力が魅力。直球にはめっぽう強い。巨人の坂本を目指せる」との意見が聞かれた。