5位転落危機 中日の“救世主”49歳・山本昌の泣きどころ

2014年08月27日 16時00分

ウエスタン・オリックス戦に先発した山本昌

 4位中日は26日のDeNA戦(ナゴヤドーム)に0―7と零封負け。3位広島とのゲーム差は6.5まで拡大し、5位DeNAに0.5差まで詰め寄られた。谷繁兼任監督は捕手としての通算試合出場が2921試合となり、野村克也氏に並ぶ歴代1位となったが「それどころじゃない」と厳しい表情だ。

 

 特に深刻なのが先発ローテーションが崩壊状態の投手陣。この日は高卒2年目の浜田がプロ入り初の中5日で先発したが、初回に左肘の違和感を訴えてわずか11球で緊急降板。名古屋市内の病院に直行し、27日にも再検査を行う。友利投手コーチは「検査結果次第だけど、浜ちゃんの抹消の可能性はある。(9回から登板し4安打4失点の)岡田も入れ替えることになる。ここにきてかなり(台所事情が)苦しい」と頭を抱えるばかりだ。

 

 そこで“救世主”として浮上しているのが球界最年長の山本昌。この日のウエスタン・オリックス戦(ナゴヤドーム)に先発し、5回5安打2失点にまとめた。「久々にナゴヤドームで投げられてよかった。シーズン終盤だし、チャンスがあれば頑張りたい」と意欲を見せ、来週にも今季初の一軍昇格が濃厚だ。

 

 その老かいな投球術や精神的支柱としてチームのカンフル剤となることが期待されるが、心配なのがフィールディング。「相手チームに足元を狙われてバント攻撃を仕掛けられると正直、しんどい」(チーム関係者)。チームは5位転落の危機的な状況…。谷繁采配のかじ取りが注目される。