不調の上原“休養”を監督が否定

2014年08月27日 16時00分

【カナダ・トロント26日(日本時間27日)発】レッドソックスのジョン・ファレル監督が上原浩治投手(39)の“休養”を否定した。

 

 前日のブルージェイズ戦で上原は3点リードの9回一死満塁から登板。内野ゴロと適時二塁打で3点を奪われ(自責点は0)同点とされ、チームが延長10回に勝ち越したため6勝目を挙げたが、ここ4試合の救援で結果が出ていない。この日の試合前は田沢とキャッチボール、遠投などで普段通りの調整を行った。

 

 不振の最大の原因は決め球のスプリットが落ちないこと。これについてファレル監督は「そのことで我々のコージに対する信頼、自信が消え去ることはない。(スプリットの不調は)腕の振りの問題だろう。球速もストレートと同様、これまでと変わっていないから」と説明した。

 

 現状ではレッドソックスはア・リーグ東地区最下位のままシーズンを終える可能性が高い。昨季から登板過多気味の上原を来季も戦力として重要視しているのであれば、早々とオフに入らせる選択肢もある。それでもファレル監督は「今、上原をシャットダウンさせる考えはない」と否定。一方で「ただ、彼は我々のために多くの試合で投げている。昨年もプラスアルファ(プレーオフの登板)があったし、残りシーズンは気をつけなくてはならない」と話し、今後の起用法の見直しに含みをもたせた。

 

 9月からベンチ入り枠は25人から40人に拡大する。同じく昨季からの登板数が多い田沢とともに上原の登板機会は激減することになりそうだ。