<オリックス8-0ロッテ(26日)>ようやく“続投祝い”の1勝だ。オリックスは26日のロッテ戦(京セラ)に8―0で圧勝した。先発・松葉は6回途中無失点の好投で、7月29日の西武戦(ほっと神戸)以来の7勝目(1敗)をマーク。打線も11安打8得点と爆発を見せた。

 この日のヒーローは川端だ。2回、先頭のペーニャの安打、ヘルマンの四球、T―岡田の安打で無死満塁とし、川端が右中間を破る適時二塁打で2点を先制。流れに乗ったオリックスは伊藤のスクイズ、平野恵の適時打でさらに2点を追加した。

 川端は「みんながつないでくれた先制のチャンスでしたし、どんな形でもいいので“とにかく1点”と思って打席に入りました。いいところに飛んでくれました」と笑顔。6回にも今季1号ソロを放つなど、3打点の活躍だった。

 チームは連敗を2でストップ。23日に森脇監督の続投が決定して以来、初勝利となった。この日、首位・ソフトバンクが敗れたため、ゲーム差は2・5に縮まった。18年ぶりの優勝に向かってここから猛牛軍団の逆襲となるか。