23日発行の本紙1面でスクープした広島・堂林翔太内野手(23)とTBS・枡田絵理奈アナウンサー(28)の熱愛報道から一夜明けた24日、赤ヘル内は祝福ムードに包まれた。初の熱愛報道に逃げも隠れもせずに「大切な人です」と堂々と交際を認めた堂林にナインは「広島と東京で大変な面はあるだろうが、頑張ってほしい。見守っていきたい」(ある選手)と応援する声一色だ。


「隠すつもりはありませんでした。逆に堂々とできるというのはある」と話したプリンスだが、チーム内には2人の交際を知っていた関係者も多かったようで「もともと練習の虫だが、変に気にする必要もなくなったことでこれまで以上に野球にも身が入るはず。ここからさらに調子を上げて打ちまくってくれれば」(球団関係者)と“オープン効果”による発奮にも期待が寄せられている。


 さらに2人の“株”を落とさないためにも23年ぶりのリーグ制覇への気持ちを新たにするナインも多い。「今後、チームが急失速したりしたら『あれがいけなかったんじゃないか』となってしまう可能性もある。そうならないように堂林はもちろんだが、優勝に向けてチームみんなで頑張っていかないといけない」(別の選手)


 交際発覚がマイナスになることがあってはならない。ペナントレースが佳境となった時期のプリンスの熱愛発覚を、巨人追撃のパワーに変えていくつもりだ。24日の阪神戦は出番がなかったプリンスだが、誰より気を引き締めているに違いない。