敦賀気比・平沼が抱く大谷とは違う“二刀流”の夢

2014年08月23日 11時00分

敦賀気比のエース平沼は小林氏の教え子

 第96回全国高校野球選手権大会第12日(22日)準々決勝第2試合で敦賀気比(福井)が八戸学院光星(青森)を7―2で破り、19年ぶりに4強入り。先発した2年生エース・平沼翔太は7回に2点を失ったものの、安定した制球力で被安打4で完投。そんな平沼は、ある“二刀流”の夢を抱いているという。

 

 

 今大会、3度目の完投勝利を挙げた右腕・平沼は「全部の試合で(打線が)3回までに点を取ってくれたので楽に投げられる。(今日は)後半に点を取られたが、しっかり粘れて自分のピッチングができた」とお立ち台で笑顔を見せた。


 恩師は巨人、阪神で活躍、本紙専属評論家も務め、2010年に亡くなった小林繁氏だ。小学6年の時に入団したヤングリーグ「オールスター福井」で、小林氏の指導を受けた。


 平沼の母・美佳さん(40)は「小林先生からは『努力が大切だと活を入れておきましたよ』とよく言われました。そのせいか家でもゴムのついたボールでピッチングの練習をしていました」と明かす。


 そんな平沼は歌うことも大好き。寮ではスピーカーを使って大音量で曲を流しながら熱唱しているという。学校の廊下はもちろん、授業が終わった直後の教室でも突然、歌いだすそうで「僕は隣のクラスなんですが、授業の終わり頃に平沼の歌声が聞こえてくることがあります」(ある選手)