大阪桐蔭「珍」タッチの乱れ打ちで快進撃

2014年08月22日 11時00分

ベンチ前で円陣を組む大阪桐蔭ナイン

 第96回全国高校野球選手権大会第11日(21日)第2試合でV候補の大阪桐蔭(大阪)が八頭(鳥取)に10―0で圧勝し、8強入りを果たした。投打がかみ合って強さを見せつけたが、その舞台裏ではナインの間で“珍タッチ”が大流行。チームの快進撃を支える、その中身は…。

 

 

 2年ぶりの準々決勝進出を果たした大阪桐蔭。打線が16安打10点と爆発すれば、投げては2年生左腕・田中が3安打無四球で完封と投打ががっちりかみ合っての圧勝だ。昨年の森(西武)、一昨年の藤浪(阪神)のようなスターは不在と言われているものの、チームの総合力はやはり高い。今大会でも強さを見せつけているが、その舞台裏ではナインの間でユニークかつ壮絶?な“お下劣バトル”が繰り広げられている。


 ある選手が声を潜めて明かす。「チ…、チ●コの棒の方を下から指ではじくんです。緊張してたり落ち込んでるヤツのをはじくとビックリして笑うんですよ。周りもその反応を見て笑って雰囲気がよくなるんです」。この“儀式”誕生のきっかけは選手同士のささいなじゃれ合い。寮でメンバー外の選手が冗談で試したところ、これが大ウケで爆発的スピードでチーム内に広まったという。


 もはや時も場所も選ばない。試合前のストレッチ中はもちろん、試合中だろうが関係ない。この日もベンチ内で、ある主力のイチモツをはじいた選手は「いつもみんなやってますよ。(大量リードで)今日は余裕があったんで、少なかったですね。(チーム合計で)10回ぐらい」。7―6で勝利した開星(島根)との1回戦、5―3で制した明徳義塾(高知)との2回戦では「(それぞれ)30回ぐらいはいきました」と、もはや“乱れ打ち”状態で緊張をほぐしてきたそうだ。


 宿舎内ではさらにエスカレート。廊下を歩く時はフリーキックを壁となって防ぐサッカー選手のように「みんな両手で前をガードしてます」とのこと。唯一の“休戦タイム”は「暗黙の了解で風呂に入ってる時だけ」という。


 ナインは「今や欠かせないですね」と笑い飛ばす。“珍タッチ”でチームのムードは最高潮だ。