虎の救世主だ!プロ初先発2年目・金田が5回2失点で4勝目

2014年08月22日 11時00分

プロ初先発で4勝目を挙げた金田

<阪神5-4中日(21日)>阪神が21日の中日戦(京セラドーム)で5―4と快勝。奪首はならなかったが、逆転Vに向けて大きな手応えをつかむ一勝を挙げた。

 

「マウンドではバックの皆さんが励ましてくれて、ベンチへ帰っても先輩方が声をかけてくださり、今日は野手の皆さんのおかげで何とかゲームをつくれたと思います」。プロ初先発となった2年目右腕の金田は5回2失点と責任を果たし、ホッとした表情で振り返った。

 

 今季、初めて一軍に定着。中継ぎとして32試合に登板していたが、先発の駒不足の影響で109試合目にして先発に指名された。初回、いきなりルナに先制2ランを許したものの、これ以降は淡々としたマウンドさばきでわずか4安打と危なげない投球を披露した。

 

 23歳若虎の力投に打線も応える。2回に同じ鹿児島出身の福留が同点の5号2ラン。37歳のベテランは「鹿児島の後輩が投げているので援護できて良かった」と息を弾ませた。続く3回には無死二、三塁から頼れる4番・ゴメスの左前適時打で勝ち越しに成功。さらに、マートンも「若い投手が頑張っているから1点でも多く取ってあげたい」と左前適時打で追加点を奪った。

 

 首脳陣は開幕から先発陣の駒不足に悩まされていた。メッセンジャー、能見、岩田、藤浪の4人は不動だが、どうしてもあと「2枠」が埋まらなかった。

 

 それが17日にルーキー左腕の岩貞がプロ初勝利をマーク。そして、この日の金田の好投と「勝負の9月」を前に明るい材料が続いた。

 

 これで今季4度目の同一カード3連勝。貯金も今季初の2桁となる10に到達。2005年以来9年ぶりとなる悲願のリーグVに向けて虎軍団はさらに加速している。