広島 好調打線引っ張るロサリオの闘争心

2014年08月21日 16時00分

ベンチで丸とタッチを交わすロサリオ(左)

 またしても鯉の豪打が爆発した。広島は20日のDeNA戦(横浜)に丸の17号逆転満塁弾を含む13安打の猛攻で11―9と打ち勝ち4連勝。1972年、2004年にマークした8試合連続2桁安打の球団記録に並んだ。

 

 野村監督が「記録については皆さんの方で…。ただ、頑張ってくれていることは素直にうれしいし褒めてあげたい」と目を細めるほど広島は記録ラッシュ。2番の菊池はシーズン2度目の21試合連続安打をマークするなど、その勢いはとどまるところを知らない。そんな中で“陰の立役者”と言えるのがライネル・ロサリオ外野手(25)だ。

 

 不振で二軍降格となった主砲・エルドレッドと入れ替わって15日の巨人戦(マツダ)から新4番に定着。ここまで5試合連続安打、21打数9安打4打点と好調で、新井打撃コーチも「ロサリオが素晴らしい働きをしてくれている。速球に対応できるようになったことが彼にとって大きい。打線全体にいい波及効果を与えているよね」と高く評価する。

 

「オサム」の愛称でナインからも愛されているロサリオは単なる“イジられキャラ”というだけではない。その熱い闘争心も周囲に好影響を与えている。

 

「フリー打撃で打ち損じると、納得がいかなくてベンチですごく悔しそうな表情を浮かべる。ああいう生真面目さが今のカープに欲しかった要素。野手陣も『見習わなければ』と口を揃えています」(チーム関係者)

 

 首位巨人を2ゲーム差で追走する3位広島にとって“ロサリオ効果”は絶大のようだ。