連敗中日 唯一の光は浜ちゃんの「腕の振り」

2014年08月21日 16時00分

好投した浜田

 中日が痛すぎる連敗を喫した。20日の阪神戦は1―1の7回二死満塁で上本の平凡な打球を左翼・藤井と中堅・大島がぶつかって落球。2点適時失策となる信じられない展開での負けだ。

 

 そんな中、唯一の救いは高卒2年目左腕の浜田達郎(20)。7回途中3失点(自責点は1)で負け投手にはなったが、阪神打線相手に力投した。「テーマだった低めへの投球はある程度できました。でも、まだミスがあるので。少しでもミスをなくすよう勉強していきたい」と本人は猛省したが、周囲はその“進化”に驚きを隠せない。

 

「もともと腕を振る投手だったけど、二軍から上がってきて、さらに振るようになった」とチーム関係者は舌を巻く。その違いは捕手からの返球を受けるタイミングで明らかだという。「以前の浜ちゃんは腕を振る勢いがすごいので、投げた後にその反動で片足立ちになって、そこから、もとの体勢に戻って捕手からボールを受け取っていた。でも、今は腕をさらに三塁側方向にまで勢い良く振っている。捕球の体勢に戻るのも今までより時間がかかるので、捕手がボールを返そうとして一拍待つようにもなっている。それだけ腕の振りがすごくなっているということ」(ベテランスタッフ)

 

 まだ腕の振りと体のバランスがきっちりと取れていないため時折、制球を乱すこともあるが「あれだけ腕が振れれば、ちょっとしたコツをつかめばとんでもない投手になる」とさらなる進化も見込めるという。秒速で成長を続ける浜ちゃんは、ネバーギブアップ・中日の大きな武器となりそうだ。