上原 トレード騒動意に介さず「周りが騒いでいただけ」

2014年08月21日 05時10分

 レッドソックスの守護神・上原浩治投手(39)が7月末に続き、トレード戦線の目玉として浮上した。レッドソックスのチェリントンGMはウエーバー手続きを取ったことを明かしたのだ。ただ、具体的な話はないという。ポストシーズン進出を目指すチームが最後の一手として安定感抜群の上原の獲得に乗り出す可能制があり、PS出場選手の登録期限となる8月31日まで目が離せなくなってきた。ウエーバーは球団が所属選手の保有権を放棄、または解除するための手続きで、他の29球団に通知される。期間は72時間で獲得希望球団が現れなければ、どの球団ともトレードできる。

 レッドソックスは自由にトレードできる期限の7月31日(同8月1日)にエース左腕のレスターをアスレチックス、先発右腕のラッキーをカージナルスに放出した。最後の1週間で昨季のワールドシリーズ制覇に貢献した7選手が移籍し、上原も自身のツイッターで「今年のトレード、凄くないっすか」と驚いたほどだ。

 米メディアは上原を候補に挙げていたものの、放出されなかった。報道によれば、獲得を申し込んだ球団は複数あったという。

 上原は「周りが騒いでいるだけ。ボクは何も考えていないから」と意に介さない。それどころか「(交換)相手がいなかったとか、そういうことも考えられるわけやし、別に、本当に自分が欲しいと思っているか、ボクには分からへんし。何も考えてない」といたって冷静だ。2011年7月にオリオールズからレンジャーズへの電撃移籍を経験しているからこその言葉だろう。

 8月31日までにトレードがまとまらなくても今オフにFAとなる上原は補強戦線の目玉の一人だ。争奪戦が予想される。

「別に自分は何も変わっていないし、変えようとも思っていない」

 チームはPS進出は絶望的だ。そしてここにきてのウエーバー報道と周囲は何かと騒がしいが、上原は目の前の試合、打者に集中する。