中日投手陣に落合監督時代の禁止令が出た

2014年08月20日 16時00分

厳しい表情でコーチ陣と話す谷繁兼任監督(左から2人目)

 中日が阪神、巨人の上位2チームとの6連戦の大事な初戦を落とした。19日の阪神戦は初回に無死一、三塁のチャンスをつかみながら無得点。逆にその裏に先発の朝倉が4失点の大乱調。1―8で完敗を喫した。

 

 谷繁元信捕手兼任監督(43)は「初回の表裏で完璧にゲームの流れというのが出た試合になりましたね」と力なく話した。優勝争いに残るためには最低でもこの6連戦で勝ち越しは必須。それだけに初戦のつまずきは痛いだろう。

 

 もっとも、そんな状況でもチーム内からは「ウチの首脳陣は優勝を全然あきらめていない」との声が出ている。その証拠が、ここにきて投手陣に出たある“指令”だ。「あるコーチから投手陣に『他球団のことをベラベラとしゃべるな』とお達しが出たそうです」とチーム関係者の一人が明かす。

 

 実は、この指令は落合GMが監督のころに、勝負どころとなると徹底させていたこと。「相手チームのことをしゃべって、それが新聞なんかに載ると、そんなつもりがなくても挑発しているようにとられることがある。落合GMはそれを嫌っていた。相手が挑発されたと思って活気づいて普段以上の力を出されたら困るからだ。だから選手には特に終盤になると『余計なことはしゃべるな』って注意していた」(球団関係者)

 

 今、相手チームの反応を心配するということは、下手なことをしなければ勝機がある、と首脳陣が考えている証しというわけ。首位・巨人とは6.5差。奇跡の逆転Vへ、竜はいよいよ本気モード!?