一軍で久々好投も信用されない中日・カブレラ

2014年08月20日 16時00分

明るい表情のカブレラだが…

 中日の助っ人右腕、ダニエル・カブレラ(33)への竜首脳陣の視線が厳しい。先日(14日)のDeNA戦(ナゴヤドーム)では2か月ぶりに一軍で先発登板し8回途中、5安打、2失点、10奪三振の好投を見せたが「確かにあの試合は良かったよ。でも、あの時は足の速い選手がほとんど塁に出なかった。本当に(課題となっている)クイックが良くなっているのかは分からない。それに広いナゴヤドームだから、あれだけ伸び伸び投げられたけど、狭い球場でどうなのか」と、コーチの1人は信用できないと言わんばかりだ。

 

 ここまで首脳陣がカブレラに疑心暗鬼になるのはファームでの行いが悪かったから。6月9日の日本ハム戦(ナゴヤドーム)で2安打3四球の乱調で4回途中3失点でKOされ、二軍落ちとなったが「(二軍では)あそこが痛い、ここが痛いと言ってなかなか投球練習もしなかった。やる気がないんじゃないかと思ったよ。ようやく7月6日の二軍戦に登板したと思ったら、ヒジの違和感で3人に投げただけで降板。一軍の首脳陣は『痛いの、かゆいの言うヤツはもう使わない!』と大激怒でサジを投げた」(チーム関係者)。それでも一軍に上げたのは吉見の離脱など先発陣の頭数が足りない緊急事態となったからで、決して首脳陣が「良くなった。万全」と評価したわけではないのだ。

 

 カブレラの次回登板予定は21日の阪神戦(京セラドーム)。それこそ、ここでふがいない投球をしようものなら「ほれ見たことか」となりかねない。正念場のマウンドとなりそうだ。